インスタグラムなどの、SNSアカウントが乗っ取られた方からの相談が多発しています。

取り戻すには、連絡先情報をしっかり登録しておく必要があります。電話番号だけとか適当な状態だった場合、取り戻せません。詐欺グループに利用されてしまいます。
アカウントを複数作成するのも、乗っ取りのリスクが上がります。
被害を防ぐには、スマホにロックをかけ、サインインにはスマホのロック機能を使うことです。パスワード入力が無いので漏洩のリスクが下がります。
僕がこの仕事を始めたのが、2002年の秋です。あの頃はまだインターネットも始まったばかりです。インターネットといえばYahooでしたが、1996年に始まったばかりの新参者です。
当時日本でgoogleが始まってまだ2年です。
あの当時はSNSなんてありません。
スマホもありません。
仮想通貨もありません。
ネットで株取引なんて、超先進的な人だけでした。新聞で株価情報をみて、電話で株の売買をしていた人がいました。
そして2025年となり、何でもネット取引です。

パスワード、ID、2段階認証など、もう嫌!ってくらい設定させます。覚えるのが面倒くさいから、みんな同じにしてしまいます。
それが仇となって、漏洩したり詐欺にあったりという事件が後をたちません。
パスワードやIDなどは、必ずどこかに控えましょう。覚えておくのは不可能です。メモアプリに記載しておいて、そこにセキュリティを掛ける方法もあります。Googleにはパスワード管理ツールがあります。これも便利です。
株取引などの情報が盗まれたらどうしますか?
証券会社がセキュリティ強化を呼びかけても、面倒臭いからと無視した場合、資産の補償はされません。金額にかかわらず、補償されません。
そして危機管理は、この先です。
あなたが突然この世から去った場合、どうなりますか?

ありえない話ではありません。当然僕もです。先日意識を失って倒れました。色々幸運が重なって今こうやって更新しています(笑)
死ぬってこんな感じなのかな・・・なんて、あとで思ってしまいました(-_-;)
自分が操作できなくなった時、誰かが変わりに対応できるようにしてください。これが出来ていないと、残された人が大変な目にあいます。秘密主義なんて、身内に迷惑がかかるだけです。
たとえば・・・
- スマホのロック解除方法・暗証番号など
- パスワードを控えた場所
- 有料サービスを利用しているかどうか
- 連絡をするべき人の名前・連絡先

これらをまとめて置けるのが、エンディングノートです。とても便利です。自分はこの先まだまだ生きてるから大丈夫!なんていう保証はありません。
僕もそう思っていました。けど、こうやって発信するのは、
過去に僕が仕事上で経験したからです。
今すぐにでも実行するべきです。災害への備えも危機管理ですが、自分自身の情報危機管理もしてください。もちろん指導にも伺います。
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