5Gや4Gは、「ギガ」ではありません

スマホ用語で、『5G』というのを最近よく見かけると思います。

この『G』は、『GIGA』のGではなく、『GENERATION』の『G』です。

日本語に訳せば、4Gは4世代、5Gは5世代と言う意味です。
正確に表現すると、第4世代移動通信網、第5世代移動通信網となります。
世界共通の表現として、4Gや5Gが使われているだけです。

同じ文字を使っているので勘違いします。覚えておくと損はないでしょう。

他にも『G』が付く用語があります。

• データ通信の『GB』ギガバイト
  高速データ通信の残容量を表すもの。データ通信のプランに使われます。「月3GBまで2980円」など。
  『ギガを使う』という表現は、『単位を使う』という意味で、本当はちょっとおかしいんです。『高速データ通信を使う』だと文字が多いから、セールス用語的に使っていると思いましょう。
  通信速度の単位も実は『G』が使われています。光回線の通信速度は、『1Gbps』などと表現しています。
  現在のスマホの通信速度は『○○○Mbps』なので、『G』は入りません。『ギガを使う』というより、『メガを3GB分使う』ですね（笑）何だか弱そうに聞こえます。

• ストレージ容量の『GB』ギガバイト
  スマホのストレージ容量も、同じ単位で表現します。「容量128GB」など。

『データの容量』か『データ通信の量』かで見分けましょう。